先代栗山昭二は昭和50年札幌にて栗山組を興し、45年以上にわたり建設事業に携わってまいりました。
当時は公共事業、民間事業が溢れるほどの仕事量があり、のちに訪れるバブル景気の序章のごとく、活気に満ちあふれていたと聞いております。

　私は昭和55年3月小樽工業高等学校土木科を卒業し道路会社に入社。その後、昭和61年4月株式会社栗山組に入社しました。

　現場…現場の毎日。さまざまな現場を経験し道路を造る、物を造ることが楽しくて仕方ありませんでした。どんなに朝早起きしても残業になっても、暑くても寒くても辛いと思ったことはありません。現場とこの仕事が好きなのでしょうか…。私にとって天職だと思う気持ちは今も変わりません。
しかしながら現場での数々の失敗、間違い等々も経験しました。発注者・お客様にお叱りを受けたこともあります。それでも格言どおり「失敗は成功のもと」です。

　このような経験を経て、長い年月が過ぎ多くのお得意様、取引業者様、そしてたくさんの人と出会えたことは会社の財産であり、私の財産でもあります。

　平成27年四代目として会社の代表を担う事になり社員全員と苦楽を共にし、努力と向上心を怠らず今日まで事業を続けてまいりました。これもひとえに発注者様、お得意様各位、取引業者様各位のご指導、ご厚情、ご協力のおかげと深く感謝すると共に厚く御礼申し上げます。

　これからも建設事業に携わる会社として市民、発注者、お客様へより良いものを提供することによる社会貢献、地域の発展に役立つことを使命とし、会社の発展と継続、会社の宝である従業員の健康と幸せを祈り、今後も努力してまいります。

　今後とも関係各位様のご指導、ご鞭撻、ご支援を賜りたく重ねてお願い申し上げます。

飯島 知幸